高齢者の方やそのご家族のなかには、これから不動産売却を検討している方もいらっしゃるでしょう。
しかし、近年、高齢者の不動産売却が増加していることをご存じでしょうか。
そこで今回は、高齢者の不動産売却トラブルが増加していることや、高齢者の不動産売却に関するトラブルの事例、高齢者が不動産売却のトラブルを回避する方法も解説します。
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高齢者の不動産売却トラブルが増加している?
高齢化が進むにつれて、高齢者の不動産取引が増加しており、それに伴ってトラブルの発生件数も増加しています。
主に、「強引に勧誘による契約」「違約金の請求」といった、自宅の売却に関するトラブルです。
国民生活センターの資料によると、60歳以上の自宅売却に関する相談件数は、2016年には571件、2018年からは600件を超え、以降は横ばいになっています。
一方、70歳以上の高齢者のトラブルは増加傾向にあり、2020年は70歳以上の相談割合が52.3%で、全体の半分以上を占めている状況です。
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高齢者の不動産売却に関するトラブルの事例
トラブルの事例として、契約時に関するものでは「強引に安価な売却契約をさせられ、解約には高額な解約料発生すると言われた」といったものがあげられます。
売却後に関しては「シロアリ駆除費用の負担を求められた」といったトラブルです。
また、売却を検討していない高齢者でも、「登記情報を参考にしたという売却の勧誘はがきが来て迷惑だ」といったトラブルが発生しています。
このようなトラブルは、不動産登記は誰でも閲覧できるため、悪質な不動産会社が不動産登記の情報を利用することによって発生します。
ほかにも、契約内容等について高齢者の理解が不十分であったり、判断能力が低下していると思われる方に対しても説明が不十分なままであることも原因でしょう。
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高齢者が不動産売却のトラブルを回避する方法
高齢者が不動産売却のトラブルを回避する方法として、「はっきり断る」「クーリング・オフを理解する」が挙げられます。
まず、不動産会社の長時間の居座りや、勧誘の電話といった迷惑な勧誘は、はっきり断るようにしましょう。
また、不動産会社の説明に納得ができていても、売却価格や、売却までの流れ、売却後に住宅に不具合が生じた場合の対応などをよく確認しましょう。
さらに、消費者が所有する自宅を不動産業者に売却した場合、クーリング・オフはできず、売買契約が成立してしまうと、無条件で契約を解除することはできません。
契約を解除する場合は、手付金の倍額を買主に支払うことになり、手付解除の期限が過ぎると、ほとんどの場合で違約金が発生するため注意が必要です。
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まとめ
高齢者の不動産取引が増加することに伴って、トラブルの発生件数も増加しています。
トラブルの事例としては、「強引に安価な売却契約をさせられ、解約には高額な解約料発生すると言われた」「シロアリ駆除費用の負担を求められた」などです。
なお、高齢者が不動産売却のトラブルを回避する方法として、「はっきり断る」「クーリング・オフを理解する」が挙げられます。
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お客様のご要望に真摯に対応させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
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