家を買おうと思ったとき、その土地がどんな地域なのか、買う前に確認しておきたいという方は多いのではないでしょうか。
福島県双葉郡は太平洋に面する県の東部に位置し、気候が穏やかな住みやすいまちです。
今回は住宅購入を検討されている方に向けて、福島県双葉郡の住みやすさについて、まちの特徴と周辺環境の観点からご紹介します。
福島県双葉郡の概要から見る住みやすさ
双葉郡は福島県の太平洋側の沿岸にある、楢葉町・富岡町・川内村・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村の6町2村から構成される、人口約6万5,000人、世帯数約2,100世帯の郡です。
郡の面積は約865㎡で、海に面する沿岸地域の平坦部と西側の山間部で大きく分けられています。
気候は穏やかで、夏は涼しく冬は暖かい傾向にあり、比較的住みやすい地域だと言えるでしょう。
福島県双葉郡は全国有数の電源地帯であり、原子力発電所を10基、火力発電所を5基保有していました。
ナショナルトレーニングセンターを置くことによる地域おこしも積極的におこなわれていましたが、2011年の東日本大震災によってインフラ基盤や雇用が大きく失われたという過去があります。
しかし2014年には福島の再興を願って「福島・国際研究産業都市構想」が立ち上げられ、2017年には福島復興再生特別措置法によって、構想は国家的なプロジェクトとなりました。
現在では廃炉やロボット・農林水産業などさまざまな分野から、福島県の復興計画に基づいて事業が展開されつつあります。
原発事故後は警戒・避難区域と指定されていましたが、2022年春から2023年春までの避難指示解除を目指して、市町村が復興活動に勤しんでいます。
福島県双葉郡の周辺環境における住みやすさ
福島県双葉郡は東京から常磐線でつながっています。
東京駅から双葉駅まで特急ひたちに乗ると約3時間10分、仙台駅からは約1時間20分のため、双葉駅から都心へのアクセスは比較的良いと言えるでしょう。
主要な道路として6号線と166号線が縦に通っており、郡山市などの西部へ出る国道として288号線が通っています。
常磐線や施設などへのバスを利用して生活することもできますが、より住みやすさを求めるのであれば車があればなお良いでしょう。
双葉郡のショッピングモールと言えば、「さくらモールとみおか」です。
一時期避難区域となっていた富岡町に、2017年に開設されたのがさくらモールとみおかで、いくつかの飲食店舗と日用雑貨品売り場、スーパーマーケットなどが集まっています。
常磐線富岡駅から徒歩12分という好立地のため利便性が高く、多くの方が訪れる人気の施設です。
おすすめ物件情報|双葉郡の物件一覧
まとめ
福島県双葉郡は、気候が穏やかで暮らしやすく、東日本大震災後も復興に向けてさまざまな努力を惜しまずおこなっているまちです。
交通網も整備されており、車を持つ方であればより住みやすい住環境を手に入れられる地域のため、ぜひご検討ください。
私たち福双エステート株式会社は、双葉郡を中心に賃貸物件を豊富に扱っております。
お部屋探しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓