投資用物件を購入する前に、資金調達のため融資を検討している方が多いのではないでしょうか。
不動産購入時に組むローンには「不動産投資ローン」や「住宅ローン」などの種類があり、どれを選べばよいのか迷うでしょう。
不動産投資ローンと住宅ローンは、どちらも住宅購入時に利用できるローンですが、借り入れの目的や金利などに大きな違いがあります。
そこで、今回は不動産投資ローンと住宅ローンの違いや、金利について解説します。
不動産投資ローンとは
不動産投資ローンとは、不動産投資を目的として物件の購入するために組むローンのことです。
それに対して住宅ローンとは、住むことを目的として物件を購入する際に組むローンになります。
つまり、不動産投資を目的とする物件の購入に関して、住宅ローンを組むことはできません。
そのため、住宅ローンを組んで購入した物件は賃貸物件として貸し出すことができないので、賃貸物件として貸し出すならば不動産投資ローンを活用して物件を購入する必要があります。
他に、不動産投資ローンとよく似たローンとして、「アパートローン」があります。
不動産投資ローンはワンルームマンションなどの区分所有の物件が対象になりますが、アパートローンは一棟ものが対象です。
不動産投資ローンの金利について
不動産投資ローンの金利には、変動金利と固定金利の2種類があります。
金融機関によってどちらの金利で借り入れができるかが異なるため、借り入れについて相談する際に確認するとよいでしょう。
変動金利と固定金利の大きな違いは、金利の変動があるかどうかです。
●変動金利
基準金利の変動により、不動産投資ローンの金利が変わるため返済額も変わります。
メリットとして、固定金利より低い金利で借り入れできるのが魅力です。
返済完了までに金利があまり上昇しなければ、総返済額は少なく済みます。
デメリットとしては、金利が上昇すると支払額が増えるので、返済が難しくなる可能性があります。
●固定金利
定められた期間のあいだ、金利は変動せずに固定されます。
メリットとして金利変動のリスクが無く、返済計画が立てやすいという点が挙げられます。
デメリットとしては金利が下がったときに、その恩恵を享受できないことと、定められた期間が終了すると金利の見直しがあることです。
●不動産投資ローンの金利相場
不動産投資ローンは、さまざまな金融機関で取り扱われています。
金利相場は「メガバンク・都市銀行」「地方銀行」「信用金庫・信用組合」などで異なりますが、1%前半から2%後半です。
不動産投資ローンは一般的に住宅ローンより審査が厳しい傾向にあり、年収や保有資産、自己資産などだけでなく、物件の収益性もチェックされます。
まとめ
不動産投資ローンと住宅ローンは、異なる融資制度です。
不動産投資で利用する不動産を購入するなら、不動産投資ローンを利用することになります。
不動産投資でわからないことがあれば、弊社までお気軽にご相談ください。
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