インターネット需要が拡大するにつれ、インターネット無料物件も増えてきました。
しかし単にインターネット無料といってもどんな回線が使える物件なのかなど気になることもありますよね。
今回はインターネット無料物件とはどのような特徴があるのか、メリットやデメリットも含めて解説しますのでぜひ参考にしてください。
インターネット無料物件とは?インターネット対応物件とどう違う?
インターネットが使える物件としては「インターネット対応物件」と「インターネット完備物件」の2通りがあります。
まず、それぞれの違いを押さえておきましょう。
インターネット対応物件
共有スペースまでの回線工事が終わっている物件を指します。
自分の部屋でインターネットを使用する場合、プロバイダに連絡して部屋に回線をつなぐ工事をする必要があり、工事費用と毎月の利用料がかかります。
工事開始までに数日~数週間かかることがあるため、入居前に申し込んでおくと良いでしょう。
インターネット完備物件(インターネット無料物件)
物件とプロバイダがすでに契約している状態の賃貸物件を指します。
部屋まで回線がつながっているので、入居後すぐにインターネットを使うことが可能です。
プロバイダ契約しているのは大家さんのため、工事費やプロバイダ契約の手続きも不要で、毎月の利用料も入居者には請求されません。
頻繁に使うなら注意?インターネット無料物件のメリット・デメリット
メリット
●入居してすぐ使える
通常、プロバイダと契約して工事が完了するまでには日数がかかり、繁忙期などは1か月くらい先になることもあります。
そのような手間がなく入居当日にネットが使えるのは大きなメリットといえるでしょう。
●毎月の利用料が無料
プロバイダの利用料は毎月4,000円~6,000円程度に設定されており、年間では5万円前後の大きな支出となります。
インターネット無料物件なら、月々の負担なく自由に利用することができます。
●解約時の違約金がかからない
プロバイダによっては、契約後2年~3年以内に解約すると違約金が発生する場合があります。
金額は2万円前後であることも多く、初期工事費を分割で支払っているケースでは、工事費の残債と合わせて数万円の出費となります。
インターネット無料物件の場合、このような違約金の支払いは不要です。
デメリット
●回線速度が遅いことがある
物件全体で同じ回線契約のため、複数の入居者が同時に利用して負荷がかかると回線速度が落ちることがあります。
動画視聴中のフリーズや、回線がつながりにくいといったことに悩まされるかもしれません。
●セキュリティに不安がある
パスワード不要で居住者共通のWi-Fiがある場合は、個人情報が漏れる恐れがあります。
ネットバンキングや通販でのクレジットカード利用も多いため、セキュリティ環境を整えるにはWi-Fi完備の物件でも別途ルーターを契約して情報を守ることをおすすめします。
●家賃が高い場合がある
ネット使用料は無料でも、その分家賃や管理費が相場より高いケースがあります。
周辺の一般的な賃貸物件と比べて、家賃が割高でないか確認しましょう。
まとめ
インターネット無料物件について解説しました。
工事不要で月々の利用料もかからないのはうれしいところですが、仕事でパソコンを使う方や回線速度を求める方は、よく検討してみるといいかもしれませんね。
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