福島県双葉郡は、海沿いに位置する自然の豊かな一帯でありながら、東北地方にしては積雪が少なく、比較的温暖で暮らしやすい地域です。
休日に出かける余裕も生まれやすいので、双葉郡を新たな居住地として考えている方は、地域の名所もあわせてチェックしておくとよいでしょう。
今回は、地域の名所の1つに数えられている諏訪神社について、概要と見どころを解説します。
福島県双葉郡にある諏訪神社の概要
福島県双葉郡の富岡町にある諏訪神社は、その社名が示すとおり、信濃国諏訪から奉遷されたものと考えられています。
周囲には同名の神社がほかにもあることから、諏訪神社は地域にとって昔から身近なお宮だったことがうかがえます。
富岡町にあるこの諏訪神社は、主に地元の方が訪れる、あまり観光地化していないお宮であり、静かに参拝するにはうってつけです。
神社の周辺には多くのスギの木が植えられており、立派な姿や緑で参拝者の目を楽しませています。
ときに神聖な空気を感じさせるものでもあり、現地を訪れた際には清らかな気持ちになれることでしょう。
さらに、この諏訪神社では毎年4月に浜下りが行われて巫女舞などが奉納されており、多くの参拝者や見学者が集まります。
以上のようなことから、この諏訪神社は地域の名所の1つに数えられています。
●所在地：福島県双葉郡富岡町本岡本町西223
●営業時間：不明
●定休日：不明
●アクセス方法：富岡駅から車で4分
●駐車場：なし
福島県双葉郡にある諏訪神社の見どころ
富岡町にある諏訪神社の見どころは、まず敷地周辺に生えているスギの木です。
なかでも「太郎杉」や「夫婦杉」はなかなか見られない珍しい木だとして有名であり、福島県の「緑の文化財」にも指定されています。
現地を訪れたときは、通常のスギの木とあわせて、太郎杉や夫婦杉もぜひチェックしてみるとよいでしょう。
次に、境内で行われる地域のイベントもまた、この諏訪神社の見どころの1つに挙げられます。
以前行われたことがあるのが、光のモニュメントです。
光のモニュメントとは、鎮魂と再生の願いを込め、南相馬のシンボルだった原町無線塔を再現するため、空に向けて光をともすイベントです。
当初は南相馬市で行われていましたが、やがて別の地域でも催されるようになり、2020年の年末には双葉郡富岡町の諏訪神社にて実施されました。
このようなイベントは不定期ではあるものの、諏訪神社の見どころの1つとしてチェックしておくとよいでしょう。
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まとめ
福島県双葉郡にはご紹介した諏訪神社があり、地域の方を中心に参拝者が訪れています。
有名な観光地とは少し趣が異なるために静かに参拝でき、スギの木などの自然をゆっくりと楽しめることでしょう。
福島県双葉郡で実際に暮らし始めた際には、ぜひ一度訪ねてみてください。
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