住宅の売却方法としてホームステージングが注目されていますが、一体どのような形で売却をおこなうのでしょうか?
また、こちらの売却方法を採用することで得られるメリットについても、あらかじめしっかりと確かめて家を売りに出したいものです。
そこで今回の記事では、ホームステージングのメリットや費用について解説させていただきます。
家の売却時に用いられる「ホームステージング」とは?
ホームステージングとは1970年代に、アメリカで住宅を売却するときに導入された販売戦略であり、モデルルームのように室内に家具や、観葉植物を配置して内装のコーディネイトおこない、購入希望者の潜在意識に働きかける手法です。
家具や小物類のない状態ですと、購入希望者自身が生活している姿をイメージしづらいというデメリットがあります。
その点、住宅の売却時にホームステージングを利用すれば、自分自身が家に住んでいる姿をイメージしやすくなるため、内覧者の購買意欲を高めることができ、住宅の購入につなげられます。
家の売却時に用いられる「ホームステージング」のメリットとは?
内覧希望者を集客するには、写真でいかにターゲット層にアピールできるかがキーポイントになります。
ホームステージングを終えたあとの画像を利用すれば、他の物件との差別化が可能ですし、物件の持つ魅力を第三者にしっかりとアピールできる点がメリットの1つです。
また、ホームステージングをおこなった物件は、なにも内装に手をかけない状態で売却した住宅よりも6%も高い価格で買い手が決まったとのデータもありますし、今まで買い手が決まらなかった物件でさえもこちらの手法により、不動産価格を下げずに処分できたという結果も報告されています。
しかも、内装に手を加えたほとんどの住宅が、平均42日ほどで次の所有者が決まっており、短期間の販促活動で早期売却が可能である点もメリットです。
家の売却時に用いられる「ホームステージング」の費用相場はどれくらい?
住宅に住みながらプロのアドバイスに従い、ご自身でインテリアの模様替えをするのであれば費用は5万円程度ですが、専門のコーディネイターにすべて頼む場合には、家具のレンタル代も含めた費用相場は約12.5万円前後です。
また、空室のホームステージングをするために、3ヵ月間家具をレンタルしたときの費用相場は約15万円〜30万円と値段に差がありますが、これは家具のグレードやレンタル点数によって料金が異なるためです。
さらに、実際に内装の模様替えをせずにCG加工により、画像上でお部屋のイメージチェンジをおこなうVR形式ですと、1画像につき約5.5万円で内覧者に生活している様子をご提案できます。
まとめ
家を売却する際に、同じエリアまたは対象物件からそう離れていない距離に、類似した条件で売りに出されている物件が複数あると、なかなか購入者が決まらない可能性も考えられます。
そのような今後も人気の薄いと思われる物件については、ホームステージングを活用して、他物件よりも有利に販促活動を進めてみてはいかがでしょう。
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